ここから攻略編も折り返し区間…5戦目はこのコースで最も最長距離を走る『アップダウン峠』です。
道幅も狭い、バンピーな路面がいくつか点在、ブラインドコーナー、さらにアウトがガードレール無しのS字区間が点在するというこのコースの中ではビックドームと争う高難易度コース二連戦となります。
コース全長は2.9キロ、普通のレーシングゲームだと約2分前後では走りきってしまう周回コースですが、先程解説したとおり、路面がバンピーな部分が点在しているので、意外にマシンコントロールが失ってしまっては壁に激突したり、オーバースピードが出すぎてアウトの路肩に飛び出して大幅なタイムロスを味わう危険性もあります。
スプリントレースはリスタートできるものの、WGPはここで大きく失敗すると取り返しのつかない結果に大発展する事もあるので、ここは一気に安全マージンを補いながら勝負していきましょう。
スタート地点は専用のスタートレーンから出るのですが、最初の1コーナー目は特に初心者でも迷いがちの踏切地点…。
前の線路沿いの道は行き止まりで、右のコーナーは逆走扱いとなるので十分注意しましょう。
WGP、スプリントでもこの地点で慢性的なダンゴ状態に見舞われます。
1コーナー目を抜けると再び分岐が現れますが、最高のタイヤを履いている場合は左側のグラベルに入って一気にショートカット出ましょう。
またレーシングタイヤの場合は右側のターマック区間を走るようにして下さい。
仮にレーシングタイヤで入ってしまうとグリップが失ってしまって、大幅なタイムロスの餌食となります。
ここも大きな難所である三連ジャンプ地帯…、ここも約130キロ前後で通過していきましょう。
ショートカットでスピードをのせすぎると岩肌にぶつかってしまうケースが多いので、ここはできるだけ減速してゆっくり対処していきましょう。
後ろからライバルからの警笛を鳴らされる事もありますが、とにかくスルーすること!!
三連ジャンプ地帯通過した後のS字区間入口付近。
この辺もライバルマシンが多く猛プッシュによるラッシュ状態で、上手くかき分けながら難所のS字区間を抜けていきましょう。
来ました、前半の最大の難所であるガードレール無しのS字区間です。
前半の右コーナーは、スピードがのっていないので落ちる心配はありませんが、特に一番注意すべき点はこの後の左コーナー。
Rがキツめになっており、最低でも約45~75キロ程度で通過します…進入スピードが高くなってしまったら、一気に1速までエンジンブレーキをかけてギリギリに回避しましょう。
この左コーナーで落ちたら、完全に優勝は絶望的と考えてください。
S字を抜けると一気にスピードをのせていきますが、ダムの橋梁手前の左バンクは意外に車体が跳ねやすいバンピーな区間なので、スピードは165キロ程度が一番の近道となります。
バンク通過後、ここから一気に加速つけていきます。
しかし、急勾配を越えた先に急なシケインが待ち構えていますので、急勾配の手前で一気にシフトダウンし、シケインの準備に入りましょう。
シケイン通過後、後は中速域が続く区間になります。
さほどミスをしやすいという区間ではないので、前半でのスピードやタイムをここで一気に返上していきましょう。
6速の場合…ここは約170~225キロあれば、ブラックマリアとのかなりアペレージを広げられます。
終盤、ブラインドコーナーを抜けるとこのコースの周回時のセクターを通過する形になりますが、その先の急なシケインな非常に見にくく、意外に接触ケースも多いコースです。
セクター通過したら、すぐに減速するというパターンを作るようにしましょう。
●アップダウン峠での目標タイム…
★1・2ラップ目 目標タイム 1'08"00以下
★総合ラップ 目標タイム 2'20"00
とにかく、このコースでの注意すべき点は『ちょっとしたミスが大きなミスに繋がる。』という懸念を常に頭の片隅に入れておく事が勝利に繋がります。
的確なブレーキポイントやグリッピングポイント、進入速度や脱出速度を何度もパターン化しておくと大きく走れますので、慣れない人は何度も挑戦しておくといいかもしれません。
特に前半付近は難所なので、前半でとにかくブラックマリアとのアペレージを一気に引き離していく事も課題になります。
エレン「熟練者の場合は、難所のS字区間での少しでも高い速度を高めて脱出するという部分もテーマになるので、ここも重要として覚えておくこと。」
次回、高難易度二連戦 後半戦のビックドームを攻略!!
●チョロQ Ver1.02 アップダウン峠BGM