●スマイル第10話『熱血!あかねのお好み焼き人生!!』
脚本:佐々木なふみ 演出:地岡公俊・岩井隆央 作画:山岡直子 美術:田中美紀
【放送当時データ】2012年4月8日 朝日放送・テレビ朝日系列ネット
大悟「♪なにわはぁ~最高~。」
閉店後、店の材料を片付けていたのはあかねの父 大悟さん…キャベツが入った段ボール箱を持ち上げたら…
大悟「…あかねぇ。」
あかね「父ちゃん?」
と、丁度偶々…ぎっくり腰になっていた父を見て唖然するあかねなのでした。
大悟「参ったな…しばらく入院やて。」
あかね「びっくりしたわ。」
そりゃ、日野家もびっくりしますわ。
「店はどうすんの?」と父に聞くのだが、「お好み焼きはあまりできない。」ときっぱり答える母 正子さん…。
げんき「週末の食事会、どうすんの?」
あ~、よりによって町内会の会長さんとの約束事があったんですね。
ちなみにこの子があかねの弟のげんき君であります。
ちなみにこの子があかねの弟のげんき君であります。
あかね「わざわざ店を閉めへんけど、うちが代わりに焼くわ!」
大・正・げ「え?」
え、いいんか?
とまぁ、そんなこんなであかねが店番を任せる事になったのでした。
で、同時期こちらさんは…
ウルフルン「何、作ってんだ?」
マジョリーナ「新しい薬だわさ。」
その薬の材料の内容を聞いて…
マジョリーナ「材料はトカゲの尻尾と豚のヨダレ…(以下略)」
流石にウルフルンもドン引き…。
「聞くんじゃなかった…」と呆れまして、いきなりマジョリーナに手渡されたのは…
ウルフルン「何だぁ、これは…お好み焼き?」
ウルフルン「見てたら余計に腹が減ってきたぜ!」
て、プリキュアを倒してからお好み焼きを食おうと真っ先に出陣したウルフルンなのでした…。
てか、所持金…足りてるのか疑問。
で、
み・や・な・れ「あかね(ちゃん)が店長?」
あかね「まぁ、店長って言っても父ちゃんがよくなるまでの手伝いなんやけどな。」
「最大の問題は日曜で、町内会の会長さんが来る。」ということを聞き、「確か…会長さんは美食家だと聞いたことがある。」と思い出したれいにゃん。
…海原雄山みたいな奴だったら最低だろうな。
というわけで、あかねの自宅に集合したみゆきち達。
みゆき「もう、焼けたかな~?」
なお「まだ、早いんじゃない?」
いや、なおなおの事だから…早く食いたいという欲望がみえみえなのは私だけじゃないはず。(笑)
れいか「…あかねさん?」
あかね「ん?」
れいか「お店の名前…」
あかね「うん、うちの名前から取ったんやて。」
あかねが生まれた時、大阪にいた頃から店をやり始め、そして…今の七色ヶ丘に引っ越してから1年経ち、約14年やってきたというわけですな。
ちなみに名前から店の名前できた話といえば、前作P5のこまちさんがいい例でしたからね。
あかね「焼き方にもコツがあるんやて!」
と、あかねの華麗なコテ捌きを魅せる!
そして…
あかねお手製お好み焼きを味わうみゆきち達なのでした。
ま、偶々帰ってきた弟のげんきをみゆきち達紹介しまして、あかねの作ったお好み焼きを食べて…。
げんき「まぁまぁ美味いやん!でも、お父ちゃんと味ちゃうけど。」
あかね「え?」
自分が作ったお好み焼きを食べるあかね…。
あかね「あかん、何もヘチマもあらへん…会長さんは父ちゃんの味を楽しみにしてくれてんのや。」
材料が違うのか…、果たして使ってるソースが違うのか…。
確かに、長年続いてくると味が変わってしまうと店の印象も変わりかねないのは確かだが…「これじゃ、喜ぶハズがない。」と気付き始めるあかね。
げんきから「何か、隠し味みたいのがあったな。」と話を聞き、みゆきち達と一緒に隠し味的な部分を探して見ることになりまして…
みゆき「甘いものには辛いもの…」
やよい「辛いものには甘いもの…」
と、いきなり…
Let's go!! プ・リ・ン!
あかね「…何、してんの?」
みゆきち、やよい…後で裏で説教な。(笑)
何度も試行錯誤した結果…
あかね「やっぱあかん…。」
みゆき「そっか、十分美味しいけどな。」
れいか「やっぱり、秘伝の隠し味ですかね。」
例えば、山芋とか? さきイカにオタフクのお好み焼きソースとかもお好み焼きには欠かせない隠し味だからな。
あかね「やっぱ、父ちゃんはスゴいな~!」
み・や・れ「?」
「父ちゃんの事をスゴく尊敬してるんだ。」と胸の内を語り始めるあかね…。
みんな、あかねの親父さんが作ったお好み焼きを食べていった人はみんな笑顔になるという事を思い出した事を思い出し…
あかね「ちょっと、父ちゃんに聞きに行ってくるわ!!」
行き詰まったら、先代の人間に聞くのが回り道と思ったあかねだが…果たして、その答えは見つかるのか?
店員「申し訳ございませんが、お面を取って戴けませんか?」
ウルフルン「お面?」
後編に続く!!
コメントは後書き編で受け付けます。