↓前編はこちら…
大悟「隠し味?」
あかね「どうやっても、父ちゃんの同じ味にならへんねん…教えてや。」
「今まで、何を見ていたんだ?店の名前が泣くぞ!」と素っ気ない返事を返ってきて、「そんな隠し味、自分で見つけたる!」と病院を後にするあかね…。
古くから親から代々受け継いできてる店になると、その腕を盗んで己を磨きながら成長するというのが現実ですからね。
みゆき「…ダメだったの?」
あかね「『そんなん、自分で見つける』って、たんかきってもうた。」
なお「でも…食事会まで、あと3日だよ?」
あかね「しゃあない、後には引かれへん…ここはビシッと決めたるしかないわ!」
タイムリミットまで3日…、ここであかねが大きな賭けに出る!
材料からソース、焼き方まで全て調べたが、全く解決の糸口が見つからずじまい…。
正子「どうや、調子は?」
その事に心配していたのは、あかねの母 正子さんでした。
正子さんいわく、あかねがまだ幼い時…。
正子さんが風邪をこじらせた時にあかねが初めて作ったお好み焼きが意外に美味かったという話でした。
正子さんが風邪をこじらせた時にあかねが初めて作ったお好み焼きが意外に美味かったという話でした。
「あれ、かなり焦げたヤツだよ!」と驚くあかねだが、そのあかねが作ったお好み焼きがスゴく美味しかったというが、「父ちゃんみたいなお好み焼きを作りたい。」と言い残して、自分の部屋に戻っていったのでした。
そして、当日…。
客「豚玉3つね。」
あかね「ハイ、まいど!」
あかねの代わりに、げんきとみゆきち達で屋台を切り盛りするのでした。
一方、あかねとれいか、なおは…
新しい味の試作品に専念していおりまして、試食用のお好み焼きを会場に持っていく事になったのでした。
で、
ウルフルン「結局、3日間…何も食ってねぇ…。」
てか、その姿で入ろうと思ってるウルフルンの神経が知りたいわ!
…で、
ウルフルン「バッドエナジーとお好み焼き…両方ともいっただきま~す!」
運が悪ったな、ウルフルン…目の前にみゆきち達が既にスマイルチャージ完了。
ウルフルン「プリキュア!俺の食事を邪魔させねぇぜ!」
と、ソース入れをアカンベェ化して早速戦闘開始。
サニー「コラ~!ソースの使い方…」
しかし、そのアカンベェが放ったソースは接着剤という罠。
ビューティ「皆さん、気を付けて!!」
その後に容赦なく放ってくるアカンベェ…その一方のウルフルンは…
ウルフルン「おほっ!いっただきま~す!」
…戦闘終わってから食おうな、アカンベェのサポート回ることより大事か?
だが、そのウルフルンが食うと同時にパワーアップという意外なアビリティがある事に気付き…
さぁ、どうする?ビューティことれいにゃん。
緊迫した状況に…
ウルフルン「人間達の食い物もなかなかだったぜ。」
サニー「え。ホンマ?」
状況読まんかい!! お二方!!
サニー「…おおきにちゃうわ。」
「そんなの誰も作っても同じだ。」と言い切るウルフルン。
じゃ、ウルフルンが作ってみてよ、作れるんだったら…。
「一生懸命とかどうでもいいんだよ!」とそれでもシラを切るウルフルン…。
…悩んでいた答えもここで解ったのもこの時で。
サニー「食べた人の元気になってもらいたい…その気持ちを詰め込む…それがお好み焼き『あかね』の隠し味や!」
と、ここで…
びゅーちーが放ったビューティブリザードをサニーの炎の力で接着剤を溶かしまして…
ボディがお留守だぜ!(by草薙京)
ハイジャンプからのサニーファイアーでアカンベェ見事撃沈…撃墜シーン、貼りたかったとこですが、1記事の容量ギリギリなんで申し訳ない。
そのあかねの自宅に会長さんがやってきて、もちろん会長さんから太鼓判を貰い、さらにたまたま退院した父 大悟さんも褒められ、その例の隠し味については秘密と言ってごまかすのでした。
ま、何だかんだと心温まるエピソードなのでした。
(後書き編に続く)