モータースポーツに勝つ為に生まれた…『漆黒の紳士』のサラブレット!!
メルセデス・ベンツ190E2 2.5-16 エボリューションII
今作マキシ5の海外版において参戦しているメルセデス・ベンツに新たに2車種追加されたと公式にアナウンスされているが、今回海外版で参戦している車種も含めて紹介しておこう。
今回はその中の一つ『メルセデス・ベンツ190E 2.5-16 エボリューションII』である、こちらはSCEのグランツーリスモシリーズや街道バトルシリーズで知っている方も多いはずではないだろうか。
ベースの190Eは、1982年に登場し、1993年まで製造されたメルセデス・ベンツのスタンダード的な2リッター仕様のミドルセダンだが、この『190E 2.5-16 エボリューションII』は、2.5リッターまで排気量アップさせ、直列6気筒のSOHC方式のパワーユニットを搭載、さらにレースに勝つために各種足回りや各部補強された純粋なセダンで最高出力は235馬力を発生する。
エンジンチューニングは、エンジンチューニングで有名のアメリカのコスワース社が手掛けており、街中で走っている190Eとは一味違う過激なグレードである事は確かである。
1930年頃からメルセデス・ベンツは、各レースに参戦しており、世界のモータースポーツでは一番歴史の古く、1934年から第二次世界大戦が始まる1939年まで欧米のモータースポーツ界に圧倒的な強さを誇っていた。
しかし、1950年代…再びメルセデス・ベンツは再びモータースポーツ界に復帰をしたのだが、1955年のル・マン24時間耐久レースにおいて、レース仕様の300SLRが観客席に飛び込んでクラッシュするという大惨事を起こし、一部のヨーロッパの国では、ラリーやヒルクライム系統の競技以外のレースを禁止するという異例の事態が起きてしまい、メルセデス・ベンツはモータースポーツでの活動を一時的に距離置く形となった…。
再び、メルセデス・ベンツがモータースポーツ活動を復活させたのは、80年代…この190Eが誕生した年代に入り、この190Eエボリューションシリーズが投入されたのは、1989年にDTM(ドイツツーリングカー選手権)にて初投入され、海外版マキシ5に参戦しているエボリューションIIは翌年の1990年に途中に参戦、参戦仕様は約400馬力近いパワーを誇り、同時に大型のリアウィングが装備というベンツの中では最も異端的な存在となったのは事実だろう。
湾岸マキシ5以外のゲームでの登場では、元気の街道バトルシリーズ、SCE・ポリフォニーデジタルのグランツーリスモシリーズにも登場し、下の画像にあるレース仕様の190EエボIIもプレゼントカーとして登場している。