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映画『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!!』 エピソード詳細データ

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●映画『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!!』
脚本:成田良美 作画:爲我井克美 美術:行 信三 監督:長峯達也


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●あらすじ(公式HPより引用。)
私、夢原のぞみプリキュアとして、がんばってま~す!
わたしの仲間は、大親友・りんちゃん、アイドル・うらら、ステキな先輩・こまちさんかれんさん
タイプの違う5人だけど、心は一つ!

そんな私達が、お姫様になりた~い!?ってことで、西洋風のテーマパークに出かけたの。
豪華なお城で、フリフリ~のかわいいドレスを着てお姫様気分を満喫していたら、
貴族に扮したココナッツが現れて周りは騒然!
元々パルミエ王国の王子様の二人だけに、ホンモノは違うわ~なんてウットリしていたら、ココとナッツが鏡の国にさらわれちゃった!!

犯人は、鏡の国のミギリンヒダリン
実は彼らは、シャドウって悪者に操られていたの。
シャドウは鏡の国の大切な宝物・クリスタルを利用してドリームコレットを奪い、世界を支配しようと企んでいたの!早くココナッツを助けなくちゃ!

ところが、鏡の国に向かったわたしたちの前に、
ナント、わたしたちにソックリなプリキュアたちが出現???
ちょっと~ッ、ちょっとちょっと~~ッ!
わたしたちがプリキュアと戦っちゃうって、一体全体どういうこと?
しかも彼女達は、シャドウの力とプリキュアのパワーを合わせ持つ最強の敵!!
プリキュア、大・大・大ピ~~ンチッ!!!

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★概要
劇場版プリキュアシリーズにおいて通算3作品目、P5シリーズにおいては1作品目の劇場版エピソードだが、一部を割愛して解説する。
時間軸的に第43話~第45話の間の時間軸で、OP時にのぞみ達が冬服を着ている部分から推測すると46話の冒頭にて、同じ冬服を着ていたという部分があるが、ただ劇場版の序盤にてのぞみ達が制服を着ていたという部分から見ても、やはり43話という部分なのかは不明。
 
お姫様の格好で遊べるテーマパーク『プリンセスランド』にやってきたのぞみ達だが、その一方で鏡の国ではシャドウによって王国ごと乗っ取られ、同時にミギリンとヒダリンにプリキュアを見つけて来いという命令を受け、さらにシャドウがのぞみの姿をコピーし、ダークドリームを誕生させ、同時にミギリンとヒダリンはココとナッツを鏡の国へ拉致し、代わりになりきってドリームコレットを奪う作戦に出るが、見破られてしまいミギリンとヒダリンはシャドウから手渡されたコワイナーの仮面でコワイナー化、しかし…見事に5陣営に倒されるのだが、同時にミギリンとヒダリンはのぞみ達に鏡の国を救ってほしいとお願いされる。
 
今回のエピソードのテーマは『過去の自分を越える』というテーマで、この時…学研のMegamiマガジンにて、DP5(ダークプリキュア5)の設定画公開された時に梅澤プロデューサーがこう述べていた。
 
梅澤プロデューサーも、この劇場版プリキュアシリーズから企画として手掛け、その2年後の2009年に初期のプリキュアシリーズのプロデューサーであった鷲尾 天プロデューサーから二代目として任命され、フレッシュプリキュア!からスマイルプリキュア!まで担当する事になる。
 
ただ唯一疑問点として、何故シャドウが後期のコワイナーの仮面を持っていたのかという最大の問題で、シャドウはナイトメアの関係者であるという部分に関してはまったく触れていない。
 
作品全体として、やはり普通の子供向けの劇場版アニメとは一線を超える展開が強く、特にドリームを庇うためにダークドリームの勇気のある行動、そして絶命シーンは多くのプリキュアシリーズファンに印象を残し、同時に一番泣ける名シーンとして評価されている。
 
しかし、地上波でのオンエアは一切なく、過去にWOWOWやアニマックスでの特別放送のみという部分で終わっているのも残念である。
 
公開された同年冬、一迅社から同作のフィルムコミックが刊行され、ミラクルライトによる解説シーンとエンディングは省略。
翌年の春にはDVDも発売されているが、2年後の2010年において、初回版のみ音声に不具合があるという告知が発表され、無償で修正版ディスクを交換するサービスを行なっていた。
 
この劇場版で登場したダークプリキュア5は、初期設定時はダークドリーム(以下DD)のみワインレッドを基調、ダークルージュ~アクアまでは本家P5と同じは移植していた。
しかし、途中で設定の変更により現在の配色となっており、後のスマプリの終盤に登場したダークプリキュア5の後継といえる『バッドエンドプリキュア』の原型も
このDP5が源流となっている。

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★戦闘シーン
序盤のコワイナー化したミギリン・ヒダリン戦、DP5戦はプリンセスランドでの戦闘であるが、DP5戦では単独による戦闘で時間帯も深夜であった。
終盤のシャドウ戦のみ、鏡の国の城での戦闘であり、スーパープリキュア化したのもこの鏡の国の城での対決で発動で、巨大化したシャドウをファイブエクスプロージョンで撃破。
 
劇場版というだけにあって、TVシリーズではみせなかったハードな戦闘シーンが最大の魅力で、特にDP5戦での単独戦の熱いバトルは中盤シーンにおいて最大の見所だろう。

●登場キャラクター
 
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク(まだミルキィローズや美々野くるみになる前である。)
ミギリン
ヒダリン
シャドウ(初期設定時から変更された。)
ダークドリーム
ダークルージュ
ダークレモネード
ダークミント
ダークアクア

★名場面 その1
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『DDから見た夢原のぞみ…。』
最初にシャドウによって誕生したDD、プリンセスランドにてのぞみ達の行動をまるで監視しているかのようにすれ違っている場面が度々あるが、ここで既にDDは『何故、仲間と一緒にいると楽しいと思うのか?』という疑問を抱くようになったのもこの時にあった。
 
そして本格的な戦闘に入る前、DDはのぞみに『あなたは仲間と一緒に笑っていたけど、どうして?』という事を聞こうとした部分から受け取れば、最初から戦闘をしようとは思っていなかったのではと推測は可能だったのだが「どうしてって…あなたそんなことも判らないの!!」という一言で、逆鱗を触れてしまったのも無理はない。
 
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 ★名場面 その2
『34話のアクアのアクアリボンによるソードモードの二戦目』
このバトルで最も戦闘において、同時に輝いていたのがアクアのアクアリボンによるソードモードでの戦闘シーンで、ダークアクアのソードもFFのクラウドのバスターソードとギルティギアの風雷剣に近い形状でもある。
 
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★名場面 その3
『大好きだから守りたかった、DDの優しい一面』
この劇場版5において、はずす事はできない名場面といえば、DDがドリームを庇ってシャドウの攻撃を受ける名シーン…。
この時のやり取りを見て、子供向けのアニメ映画とは違うという一線を超えており、多くのファンが涙を流したといえる名シーンでもあり、このシーンを観てDDが好きになったファンも数多くいたぐらいである。
 
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★名場面 その4
『2代目スーパープリキュア スーパーP5爆誕!』
今ではテレビシリーズでも終盤辺りでスーパープリキュアになる展開は珍しくないが、鷲尾プリキュア時代の時は劇場版オンリーという扱いが多かった。
5バージョンのスーパーバージョンは羽が生えただけというシンプルな扱いであった。
 
その第2期シリーズのP5GG第47話にて、劇場版5で好評だったスーパープリキュアを本編上でも採用されるようになり、以後以降のプリキュアシリーズでも採用される事になる。

●関連エピソード その1
ここではスーパープリキュア化した作品から順に紹介していくが、ほんの代表的なものだけを一部抜粋しておく。
 
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★映画 ふたりはプリキュアMaxHeart2 雪空のともだち
【共通点】シリーズ初のスーパープリキュア採用
 
今のスーパープリキュアの原点といえるのが、この劇場版MH2の終盤シーンである。
ひかりが見つけた鳳凰の子供『ヒナタ』の力によって誕生、その力で強敵に打ち勝ったという設定が後の劇場版プリキュアシリーズの基礎ともいえる部分が完成したが、TVシリーズ本編での使用は完全に不採用という形で終わった。
 
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★映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースデー♪
【共通点】ミラクルライトによる進化 【派生点】単独によるプリキュア究極進化系の源流
 
P5劇場版シリーズ2作品目。
ムシバーンの圧倒的な戦闘力に対抗するために、デザート王国の国民とショコラが持っていたミラクルライトによって進化したキュアドリーム『シャイニングドリーム』へと進化を遂げる。
 
こちらもTVシリーズでは不採用であったが、後のDX2~DX3でのミラクルライトによってルージュ達もシャイニングドリームと同じスタイルになっている。
 
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★映画 フレッシュプリキュア!おもちゃの国はふしぎがいっぱい!!
★フレッシュプリキュア!第48話『最終決戦!キュアエンジェル誕生!!』
【共通点】スーパープリキュア化
 
本編ではスーパープリキュアではなく『キュアエンジェル』という名前に変更しており、以降のプリキュアシリーズではスーパーという部分が付くのは、ハトプリのスーパーシルエットのみ。
先行は劇場版フレプリから始まり、ミラクルライトでピーチ単体による進化であったが、TVシリーズにおいては4人全員がキュアエンジェル化したが、特にベリーの翼の形状がメカ的な形状になっていたためか、ネット上でも散々にネタにされてしまうという悲しいオチを背負わされるハメになる。
 
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★ハートキャッチプリキュア!
第38話『プリキュア、スーパーシルエットに変身です!』
 
スーパープリキュアの系譜で最もTVシリーズからの先行投入となったのが、このハトプリ陣営のスーパーシルエットで、この辺に関しても当時のプリキュアファンとしてはかなり驚かされた人もいらっしゃったはずだ。
 
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★スマイルプリキュア!
第23話『ピエーロ復活!プリキュア絶体絶命!!』
 
プリキュアシリーズによるスーパープリキュアシリーズの早さで一番早い段階で持ってきたのが、スマプリ陣営のプリンセスフォーム。
実は既に前期オープニングのラスト付近にて先行的に登場し、18話のエンドカードにてプリンセスハッピーのエンドカードがフライング登場している。
また、40話~44話ではウルトラバージョンに進化したというスーパープリキュアシリース史上、二度のスーパープリキュアに進化した事は極めて異例中の異例でもある。

●関連エピソード その2
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★スマイルプリキュア!
第46話『最悪の結末!? バッドエンドプリキュア!!』
【共通点】2代目ダークプリキュア5 展開の一部が劇場版5からのリスペクト
 
新しいプリキュアファンにおいて、最もダークプリキュア5のイメージといえば、このバッドエンドプリキュアではないだろうか。
この辺も完全に劇場版5のリスペクト部分が多く使われており、同時に1話限りの登場にもかかわらず、大友のプリキュアファンから大きな人気を博している。

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