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懐かしのゲーム作品を語る…第168回『セガラリーチャンピオンシップ』

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168作品目、今年もあと2作品紹介できるかも…ということで、今回は1995年にセガからリリースした『セガラリーチャンピオンシップ』、今月入っての最初のクルマゲーであります。
WRC(世界ラリー選手権)を題材にしたクルマゲーで、トヨタ・セリカGT-FOUR、ランチア・デルタHFインテグラーレの2車種を操り、悪路やターマックステージを爆走する内容のレースゲームです。
 
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操作方式はハンドル&アクセルとブレーキ、4速Hゲート方式シフトギアを駆使し、制限時間内にゴールまで走り抜くというもの。
途中のチェックポイント通過するとタイムが加算されます、規定周回数を周りきればクリアですが、メインであるチャンピオンシップモードは各ステージを1周以内に走り抜きながら上位を目指し、優勝するというものになりまして、クリア後にそのコースの初期タイムと完走した残りタイムと合算された状態でスタートとなります。
 
タイムゼロでゲームオーバー、全3ステージ構成でコンティニュー機能はありません。
サターン版は上記3ステージで上位に入ると、レイクサイドと呼ばれるEXステージに突入します。
 
 
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『ラリーを題材にしたゲームは絶対売れない。』というジンクスを見事打ち破り、当時のセガのレースゲームにおいて歴史に残る大名作へと進化を遂げた初代セガラリーは、当時ナムコのリッジレーサーでの爽快なドリフトが楽しめるという影響を受けていたのは事実。
リッジとの差別化を図った部分といえば、登場車種の実名化と実際のWRCを使ったという部分が多くのユーザーの新鮮さを買い、特に実車好きのファンから多くの支持を得ました。
 
実はセガのラリーゲームは、このセガラリーから始まったのではく、80年初期にセガの『SG-1000』というハードにて、『サファリレース』という作品を発売したのが最初になり、あれから10年以上の時が流れてセガラリーに至ったというわけです。
 
 
自分もセガラリーを初めて触れたのは、当時中学生の頃…今なき関内・馬車道にあるゲーセンで大型筐体バージョンのセガラリーを触れたのが最初で、最初はフォレストの途中でゲームオーバーになったものの、「これ結構面白いわ!」と好感持てましたね。
 
後にサターンに移植され、中学時代の同じクラスの後輩がサターンを持っていたらしく、偶々…その後輩の為にPC-98の使い方を教えに行った際に息抜きでかなり本気で攻めたもんですが、逆に後輩がやり込んでいたためか、かなり速かったことを覚えており、シークレットコースであったレイクサイドやストラトスも解禁させたという偉業を成し遂げた時は、まさに開いた口が塞がらなかった思い出があります。
 
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ゲームバランス的に、今のセガのクルマゲーの主流である『頭文字Dアーケードステージ』シリーズよりややクイック感が強い感じがあり、デザートはそれほど感じないですが、フォレストやマウンテン辺りになると、後のシリーズである『セガツーリングチャンピオンシップ』のハンドリングを曲がった時の挙動を抑えた感じの強い物になっています。
 
そして、サターン版ではそのマウンテンで上位に入ると出現する『レイクサイド』が真の最終ステージとなるのですが、ここまで目指すとなると各コースでのパターン読みや速度の目安も考えて走らないと厳しいですね。
 
またマシンにも一長一短があり、セリカは安定性は高いが旋回性が重く、デルタは旋回性は高いが安定性は低いという部分があるのですが、初心者向けとなると浅海性の高いデルタ、熟練者はセリカという部分も表面上に出てきてますが、サターン版オンリーで登場するランチアのストラトスはマシンは非常に速いが、旋回性が途轍もなくピーキーという部分も…。
 
BGMも非常に評価も高く、特に「♪GameOver Year~!」は意外に耳に残ってるファンも少なからずいますが、AC版とサターン版と相違があるのですが、サターン版のゲームオーバーBGMは、後のセガラリー2でも採用されてます。
 
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他機種においては、先ほどのサターン版以外にもWindows版、PS2版がありまして、PS2版はセガラリー2006の同梱ソフトとして発売されており、単品販売はありませんが、こちらはほぼAC版からのエミュレート移植という感じになりますが、タイム判定が本家よりシビアになっています。
 
本家AC版は、流石に今では見つけることが非常に困難な作品になるかと。
 
●サターン版 セガラリーチャンピオンシップ プレイ動画
 
●AC版 セガラリー3 プレイ動画
なんと、海外ではセガラリー3が海外にて稼動していたことが発覚!
日本ではセガラリーREVOで終焉を迎え、頭文字Dアーケードステージが主流なっているのですが、海外では今の規定になる前のWRC参戦車が登場するセガラリー3が稼動しているんですね、しかも!WRCの公認ゲームなんだとか…。
 
海外ではWRC人気は根強いが、国内はラリージャパンやらなくなった頃にWRC熱が冷めてしまったのも残念すぎます。

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