●P5第36話『目指せ完走!マラソン大会』
【名台詞】
りん「最後まで諦めないで走るってことアタシに教えてくれたのは、のぞみなんだよね。」
●あらすじ(朝日放送公式HPより引用。)
もうすぐサンクルミエール学園のマラソン大会!
りんは去年と同じくトップを狙う!
でも、のぞみはマラソンがとっても苦手。
距離は※10キロもあり、のぞみは諦めようとするの。
りんはそんなのぞみに※10キロを走りきってもらいたいと、朝の特訓を提案☆
そして、うらら達も集まって、みんなで10キロに挑戦するんだ。
でも途中、りんが倒れてしまうの!
りんは、フットサルの練習やお店の手伝いで疲れていたみたい・・。
りんは小学校の運動会の時、優勝するといわれていたレースで転んでしまったことがあったの。
りんは、フットサルの練習やお店の手伝いで疲れていたみたい・・。
りんは小学校の運動会の時、優勝するといわれていたレースで転んでしまったことがあったの。
諦めようとしたりんにのぞみが駆け寄り、最後まで一緒に走る事ができたの!
諦めない喜びを知ったりんは、のぞみに恩返しがしたかったんだ!
りんの優しさに感動したのぞみは、10キロ完走を宣言するの!
でもマラソン大会の日にガマオが現れて・・。
★概要
プリキュアシリーズで唯一の学校行事と絡むエピソードであり、5シリーズは何故か文化祭を飛ばして、マラソン大会という妙な事が方向性に進んでしまっている。
今回の脚本は清水 東さん、作画は奥山美佳さんによる担当。
学園毎年恒例ともいわれているマラソン大会、その当日に控えての練習をしようとのぞみに誘うりんなのだが、「絶対やだ~!」と逃げまわされる始末。
※この内容の解説文で朝日放送はまた確認を怠っており、本編では4キロであるのに、なぜか10キロまで格上げされているという部分を見ると、朝日放送による勝手な判断なのか、それとも東映アニメーションから朝日放送へHP解説の下書きの際に当初に書いてあったのかは現時点で不明であるが、過去に35話でブラッディを『ミスター・バット』と書き換えてたり、32話のこまちの知り合いである『未来(みく)』を『みらい』と書いてしまったりといろいろな点で誤植をしでかしていしまっている。
大会前日、のぞみが嫌々と拒否する最中にかれん・こまち、うらら、コージ、ナッツ、ミルクと共に一緒に練習の手助けし、一緒に走る事になったのぞみはみんなのペースと遅れながらもそれでも自分のペースで頑張りながら走ることに。
しかし、途中の坂道でのぞみは座り込んでしまうのだが、りんはのぞみに手を差し伸べた瞬間にいきなり倒れてしまった。
原因はフットサル部による朝練と自宅の手伝いによる過労が原因で、それを無理をしてりんはのぞみに一緒に練習しようというのが本音であるが、もう一つの理由がある…。
それはまだ、のぞみとりんが小学3年の頃の運動会の徒競走で優勝候補であったりんが順調に進んでいた時に突然の転倒してしまい、完全に諦めようと辞退しようとする。
しかし、それを見たのぞみはりんの元に駆け寄り、「私も一緒に走るから!」と一緒に肩を組みながら一緒にゴールした時…『最後まで諦めない心』を教えられ、その思いに応えたいからのぞみと一緒に練習をしようと決めたのだ。
『最後まで完走する』という目標を掲げて挑むのぞみ、そして…『大会二連覇』という大きな目標を向けてマラソン大会当日を迎える。
その一方、ナイトメア本部に戻らずに職を転々していたガマオ。
ガマオが本部に戻って着たという話を聞き、カワリーノはガマオと再度接触することになり、「正式メンバーにしてくれるなら、幹部にしてくれ!」と必死にせがまされる。
しかし、「実力は評価されてるけど、本部での実績がない。」と断るのだが、ギリんマやアラクネアが使用していた黒いコワイナーのカードを要求するが、流石に渡されることもないと思いきや、ガマオが手にしていた求人誌に黒いコワイナーのカードが挟まっており、ガマオは喜びながら戦いに出ようとするが…
これが、ブンビーさんの部署のメンバーを全て消そうとしている彼の罠であるということも知る由もなかった。
大会当日、4キロのマラソン大会が始まり、お互い自分のペースで4キロ走破を目指す。
しかし、他の生徒と違って正規のルートから外れてしまい、森の奥にある採石場に着いてしまったのだが、これがガマオの罠であり、ガマオはこれを利用してドリームコレットを奪う作戦に出たのだ。
しかし、大会途中であったため、プリキュアに変身したのぞみ達だが予想以上の体力を消耗をしていたため、戦況的に大きな劣勢を強いられてしまうことになる。
「マラソンでヘトヘトなんだろ? 何の得もならねぇ!」と貶すガマオだが、それでも消耗した体力状態の中、渾身の力でガマオにコンビネーションアタックを放ち一気に形勢逆転。
しかし、ガマオもついに黒いコワイナーの仮面を使ってビーストモードに進化し、ドリーム達に更なる攻撃を加える。
完全に理性を失ってしまってるため、本能を赴くままに容赦なく攻撃を仕掛けるのだが、しかし5人のファイブシンフォニーとミルクの力で覚醒し、プリキュア・ファイブエクスプロージョンで見事ガマオを辛く勝利する事ができたのだ。
先頭に勝利し、完全に最下位まで落ちてしまったのぞみ達。
ゴールできたのはのぞみであったが、以降りん、こまち、かれん、うららが実質上の最下位という形になってしまっている。
『勝ち負けなどは関係ない。 仲間と一緒に目標に目指す事がプリキュアの定義』で物語を幕を下ろす形になっているが、上位入賞したほうが一番感動できたのではと思われるファンもいるかもしれないが、これもこのアニメの鉄則である。
●登場キャラクター
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ガマオ
カワリーノ
★エンドカード(上:修正版 下:放送当時)
35話同様、放送当時は下の劇場版告知によるPRエンドカードとなっており、こちらも爲我井克美氏が担当しており、こちらも宣伝用スチール画像からの流用。
一方の修正版は、前半アバンタイトルシーンでココがシュークリームを頬張るシーンからのアレンジであるが、東京MXではこのエンドカードは前回の35話と同様、1回しか使われていない。
●関連エピソード
●スマイルプリキュア!
第18話『なおの思い!バトンがつなぐみんなの絆』
同じ川村プリキュアシリーズで、同じ運動系の学校行事においてといえばこのスマプリ18話で、展開は似通っている部分として、ラスト付近のアンカーになったなおが1位の選手に僅差まで追いつけるのだが、途中で転倒してしまうという部分は36話のりんの展開とほぼ同じであるが、ここでも『勝ち負けは関係ない、お互い一つの目標に挑む。』という部分は強く出ている。